痙性斜頸

「痙性斜頸（けいせいしゃけい）」とは、自分の意思とは関係なく筋肉が収縮する「ジストニア」が首や肩に生じたもので、「頸部ジストニア」ともいいます。
首の筋肉が異常に収縮し、頭が傾いたり前後左右に動いたり、肩こりや頭痛が起きる。精神的な問題や神経の障害などから来るとされていますが、明らかな原因は不明です。
脳性まひや向精神薬の服用などがきっかけで起きることもあります。
不自然な姿勢になるため、周囲の目を気にして心理的ストレスが高まる人もいます。
患者層は主に30代から50代で、ほとんどが50歳未満で発症します。
海外では女性に多く見受けられますが、国内では男性患者の方が多いとされています。

ジストニア

「ジストニア」は、英語で異常なという意味の「ジス」と緊張という「トニア」が組み合わさっている病名です。
「ジストニア」とは意思によらない自分では制御できない運動（不随意運動と呼びます）の一つで、比較的長い筋肉の収縮により生じます。 ジストニアは体の様々な部位にみられ、頻度の高いものとして斜頸、顔面痙攣、書痙などがあります。

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