閏年は4年に一度?

ちょっと雑学

閏年は4年に一度?

2016年は、2月29日のある「閏年(うるうどし)」。
一年が365日の年は「平年」、366日の年は「閏年」ですね。
この閏年は「4年に一度」と勘違いしていませんか?

そもそも何故閏年があるのでしょう。
1年(太陽年)=365.2422日(太陽日)
1年の長さは、365日より約5時間49分長いため、全ての年を365日とすると、約4.1年で1日、100年で24.22日分、暦が実際の季節より先行することになります。
暦と実際の季節がかけ離れてしまうことを防ぐために、閏年を設けています。

グレゴリオ暦法では、閏年を次のように決めています。
(1)西暦年号が4で割り切れる年を閏年とする。
(2)(1)の例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする。

例えば、西暦2004年、2008年、2012年……は(1)に当てはまりますので、閏年になります。
また、西暦2100年、2200年、2300年は(2)に当てはまりますので、平年となります。
さらに、西暦2000年、2400年は、100でも割り切れますが400でも割り切れてしまいますので、(2)には当てはまらず、(1)のとおりに閏年となります。
従って閏年は、400年間に97回で、正確には「4年に一度ではない」とういうことになりますね。

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