コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

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コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症(Corynebacterium ulcerans)は、ジフテリア菌 (Corynebacterium diphtheriae) の近縁菌で、ジフテリア毒素をつくることがあり、ジフテリア類似の症状を引き起こすことがあります。
人、犬、猫、牛のほか、様々な動物において感染事例が確認されていて、咽喉頭、肺、皮膚、乳腺などに、様々な症状を呈する動物由来感染症です。
近年欧米諸国で注目され、日本においても問題となりつつあります。
詳しくはこちら 厚生労働省:コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

ジフテリア

ジフテリア(diphtheria)はジフテリア菌(Corynebacterium diphtheriae )の感染によって生じる上気道粘膜疾患で、眼臉結膜・中耳・陰部・皮膚などがおかされることもあります。
感染、増殖した菌から産生された毒素により昏睡 や心筋炎などの全身症状が起こると死亡する危険が高くなりますが、致命率は平均5〜10%とされています。