「小人」なんと読む?

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「小人」なんと読む?

「小人」の読みは「ショウジン」「ショウニン」「こびと」です。
「小人」は、「ショウジン」と読む場合は、
・身分の低い者・庶民
・徳のない者
・召使い
・自己の謙称
・丈の低い人(こびと)
等の意味があります。
「ショウニン」は、「入場料」「運賃」等を表示するときに使われ、「大人」は「ダイニン」と読みます。
テーマパーク等の年齢区分では、下記のように「大人」「中人(チュウニン)」「小人」と分けている所が多いようです。
年齢区分例
区分 年齢
大人 18歳以上
中人 中学・高校生 12~17歳
小人 幼児・小学生  4~11歳

因みに「大人」を「おとな」と読むような漢字二字以上の熟字全体に、日本語の訓をあてて読むこと「熟字訓」と言います。

熟字訓
熟語読み方
明日あす
小豆あずき
海女・海士あま
硫黄いおう
意気地いくじ
田舎いなか
息吹いぶき
海原うなばら
乳母うば
浮気うわき
浮つくうわつく
笑顔えがお
叔父・伯父おじ
大人おとな
乙女おとめ
叔母・伯母おば
お巡りさんおまわりさん
お神酒おみき
母屋・母家おもや
母さんかあさん
神楽かぐら
河岸かし
鍛冶かじ
風邪かぜ
固唾かたず
仮名かな
蚊帳かや
為替かわせ
河原・川原かわら
昨日きのう
今日きょう
果物くだもの
玄人くろうと
今朝けさ
景色けしき
心地ここち
居士こじ
今年ことし
早乙女さおとめ
雑魚ざこ
桟敷さじき
差し支えるさしつかえる
五月さつき
早苗さなえ
五月雨さみだれ
時雨しぐれ
尻尾しっぽ
竹刀しない
老舗しにせ
芝生しばふ
清水しみず
三味線しゃみせん
砂利じゃり
数珠じゅず
上手じょうず
白髪しらが
素人しろうと
師走しわす(「しはす」とも言う。)
数寄屋・数奇屋すきや
相撲すもう
草履ぞうり
山車だし
太刀たち
立ち退くたちのく
七夕たなばた
足袋たび
稚児ちご
一日ついたち
築山つきやま
梅雨つゆ
凸凹でこぼこ
手伝うてつだう
伝馬船てんません
投網とあみ
父さんとうさん
十重二十重とえはたえ
読経どきょう
時計とけい
友達ともだち
仲人なこうど
名残なごり
雪崩なだれ
兄さんにいさん
姉さんねえさん
野良のら
祝詞のりと
博士はかせ
二十・二十歳はたち
二十日はつか
波止場はとば
一人ひとり
日和ひより
二人ふたり
二日ふつか
吹雪ふぶき
下手へた
部屋へや
迷子まいご
真面目まじめ
真っ赤まっか
真っ青まっさお
土産みやげ
息子むすこ
眼鏡めがね
猛者もさ
紅葉もみじ
木綿もめん
最寄りもより
八百長やおちょう
八百屋やおや
大和やまと
弥生やよい
浴衣ゆかた
行方ゆくえ
寄席よせ
若人わこうど
文化庁「常用漢字表 付表」より編集して作成
あす(明日)~たち(太刀)
たちのく(立ち退く)~わこうど(若人)

とおり