お泊りデイサービスって?

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お泊りデイサービスって?

お泊りデイサービスとは
よく耳にする「デイサービス(通所介護)」は、日帰りで施設に通い、食事や入浴などの日常生活上の介護や機能訓練などを受けることのできるサービスのこと。
「お泊りデイサービス」は、日中に「デイサービス(通所介護)」を利用し、夜間そのままその施設に泊まれるサービスです。
昨今、介護保険で宿泊ができる高齢者施設が不足していることもあり、「お泊りデイサービス」を提供する事業所も増えています。
メリット・デメリット
「お泊りデイサービス」は、介護をする家族の心身の負担を減らすことができる、被介護者においては通い慣れた施設であるというメリットもありますが、プライバシーの確保が十分でない場合は被介護者のストレスに繋がるというデメリットもあります。
また、ここで最も注意をしなければならないことは、「通所介護(デイサービス)」は介護保険適用サービスですが、通所介護事業所での「宿泊」は介護保険サービスの適用外だということです。
適用外サービスですから、事業所により宿泊料金も異なります。
介護保険適用サービスに、短期的に特別養護老人ホームなどの施設へ入所し、日常生活の介護や機能訓練などの介護を受けながら施設での生活を送ることのできる「サービス「短期入所生活介護(ショートステイ)」がありますが、非常に人気が高く「なかなか予約が取れない」という声もよく聞きます。
家族が介護疲れにならないためにも、被介護者が快適に介護生活を送るためにも、上手にサービスを利用したいものですね。
厚労省は省令により、平成27年4月1日より「お泊りデイサービス」を行なう場合に、指定権者(都道府県もしくは市町村)への届出、および事故があった場合の市町村や家族に連絡を義務づけるとしています。
都道府県は、届出の内容を介護サービス情報公表制度にもとづいて公表することも定めています。
「指定通所介護事業所等の設備を利用し夜間及び深夜に指定通所介護等以外のサービスを提供する場合の事業の人員、設備及び運営に関する指針について」の発出について(介護保険最新情報vol.470)