IADL

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IADL

「IADL」とは「Instrumental Activity of Daily Living」の略で「手段的日常生活動作」という意味です。
「ADL(Activity of Daily Living:日常生活動作)」よりも一段階複雑な行動のことをいいます。
「ADL」「IDAL」はリハビリテーションや介護の分野において、高齢者の身体活動能力や障がいの程度を図る上で重要な指標の一つです。
厚生労働省では以下の8項目を「IADL」の尺度の指標としています。
IADL 8つの指標
  • 電話を使用する能力(自分で番号を調べて電話をかけるか、など)
  • 買い物(すべての買い物を自分で行うか、など)
  • 食事の準備(自分で献立を考え準備・給仕までするか、など)
  • 家事(日常的な範囲のことをすべて自分で行うか、など)
  • 洗濯(すべて自分で行うか、など)
  • 移送の形式(自分で運転したり公的機関を利用して旅行したりするか、など)
  • 自分の服薬管理(適正な量の薬を規定の時間に飲めるか、など)
  • 財産取り扱い能力(銀行手続きやお金の出し入れ等、お金の管理をすべて自分で行うか、など)