レスパイト

ちょっと便利帖

ちょっと気になる言葉

レスパイト

「レスパイト」とは、一時的中断、延期、小休止などを意味します。
「レスパイト(respite)」の語源は、ラテン語の「respectum」で、元の意味の「ふり返る」「省みる」が転じて、「しばらくの猶予」「延期の許可」「一定の期間の解放」「苦役あるいは苦労からしばらくの間解放し、疲れを癒すこと」の意味に用いられています。
日本では、主に育児、介護、障害、医療の分野で使われています。
「レスパイト・ケア」は、在宅で乳幼児や障害者(児)、高齢者などを介護(育児)している家族に、支援者が介護(育児)を一時的に代替してリフレッシュしてもらうことです。
「レスパイト入院」は、神経難病患者や高齢のがん患者など、医学的管理や処置を在宅で受けている患者を対象に医療保険で入院を受け入れる制度のことです。