スタグフレーション

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スタグフレーション

「スタグフレーション(stagflation)」とは、停滞を意味するスタグネーション(stagnation)と物価上昇を意味するインフレーション(inflation)を合成させた言葉で、景気後退局面にありながらもモノ不足によりインフレの状態となることを意味します。
「スタグフレーション」の原因は、主に石油や食料など生活必需品の供給不足にあります。
1970年代のオイルショックの際に原油価格が4倍に跳ね上がり、日本を含む多くの国が「スタグフレーション」に陥りました。
一般的に不景気の中ではデフレ圧力がかかりやすいのですが、賃金の上昇が見込めないにも関わらず物価が上昇することから、最悪の経済状態と言われています。