全身性アミロイドーシス

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全身性アミロイドーシス

「アミロイドーシス」とは、アミロイドと呼ばれるナイロンに似た線維状の異常蛋白質がさまざまな臓器に溜まることで、機能障害を生じさせる疾患の総称です。
「アミロイドーシス」は36種類もあり、それぞれの種類で疾患の原因や進行スピードが異なります。
「アミロイドーシス」は、複数の臓器にアミロイドが沈着し全身に障害をきたす「全身性アミロイドーシス」と、ある特定の臓器に沈着することで障害を起こす「限局性アミロイドーシス」に分けられます。
「全身性アミロイドーシス」の代表的なものとしては、「免疫グロブリン性アミロイドーシス(ALアミロイドーシス)」「AAアミロイドーシス」「透析アミロイドーシス」「家族性アミロイドポリニューロパチー (FAP)」「老人性全身性アミロイドーシス(SSA)」などがあり、このうち「ALアミロイドーシス」「FAP」「SSA」の3者は、特定疾患治療研究事業による医療費公費負担の対象疾患となっています。
一方、限局性アミロイドーシスとしては、「アルツハイマー病」「脳アミロイドアンギオパチー」「プリオン病などの脳アミロイドーシス」が代表的です。
詳しくはこちら 「指定難病センター 全身性アミロイドーシス(指定難病28)」