PFAS

「PFAS（ピーファス）」とは4730種を超える有機フッ素化合物の総称です。
「PFAS」のうち「PFOS（PerFluoroOctaneSulfonic Acid：ペルフルオロオクタンスルホン酸）」と「PFOA (PerFluoroOctanoic Acid：ペルフルオロオクタン酸」は、水や油をはじき、熱に対し安定的な特性があることから、カーペット・衣類・シャンプー・デンタルフロス・化粧品消火剤やフライパンのコーティング剤などに様々な用途で利用されてきました。
自然界で分解しにくく水などに蓄積することがわかったほかに、人への毒性も指摘され、国際条約で廃絶や使用制限しています。
日本でも2021年までに法令で製造と輸入を原則禁止にしています。

2023（令和5）年1月31日の新聞などで、東京都内の一部地域において水道水に利用していた井戸水から「PFAS」が検出されたと報道がありました。
それを受け、社会医療法人社団「健生会」（東京都立川市）が4月以降、専門知識を持った医師による健康相談窓口「PFAS相談外来（全国初）」を設置することになりました。