ギラン・バレー症候群

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「ギラン・バレー症候群」は、体の各部分に分布する末梢神経の障害により、四肢や顔、呼吸器官に麻痺などが起こる疾患です。
年間で10万人に1~2人がかかると言われています。
末梢神経は運動神経・感覚神経・自律神経で構成されていて、ここに障害が生じるとしびれや痛み・脱力などの症状が表れます。
この末梢神経障害の中でも、「ギラン・バレー症候群」は多発性神経障害の一種で、急性免疫性ニューロパチーの代表的疾患と言われています。
子どもから高齢者までどの年代にも発症しますが、40代前後の男性のがやや多い傾向にあります。
通常は数日から数週間にわたって悪化し、その後は自然回復することがほとんどで、早期治療が早期回復の鍵です。
「ギラン・バレー症候群」の原因ははっきりと解明されてはいませんが、一説によると、ウイルスや細菌に感染することなどがきっかけで、外敵から身を守る役割であるはずの免疫システムが、誤って自身の末梢神経を攻撃することによって起こると考えられています。
また、インフルエンザなどのワクチン接種や医薬品による副作用で発症することもあります。末梢神経への攻撃を受けても一過性で終わりますが、ダメージが強い場合は重症になり、完治に時間がかかったり後遺症が残ったりする場合もあるので注意が必要です。