ノイジーマイノリティ

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ノイジーマイノリティ

「ノイジーマイノリティ(noisy minority)」とは、声だけ大きい少数派を意味する言葉です。
「目立つが少数である者」「少数派は声が大きい」と近年では悪い意味で使われることも多く、「ラウドマイノリティ(loud minority)」や「ヴォーカルマイノリティ( vocal minority)」ともいわれます。
ソーシャルメディアにおいては、「自ら情報発信や発言を積極的に行っている」人の割合は、日本では全人口の1割にも満たないと言われ、SNS上の議論をリードしているのは「5%以下の人々」の意見であり、言い換えると「ノイジーマイノリティ」の意見であると言えます。
「ノイジーマイノリティ」は、多くの場合その主張に裏付けが乏しいのにも関わらず、声高く騒ぎ立てるために影響力が高い集団を意味します。
また、その声の大きさから一見すると世間一般の人々の意見である世論のように受け止められてしまうケースもありますが、実際には限定的な属性であり、社会全体をみた場合には低い比率の集団です。
マーケティング・広告業界では、少数派だが声が大きいので、ついつい彼らの意見を取り入れて、彼らの意見に施策を合わせた結果、「サイレント・マジョリティ」たちが離れていって大失敗するので注意が必要だと警告されています。

「サイレントマジョリティ(silent majority)」とは、日本語に直訳すると「静かな多数派」であり、「ノイジーマイノリティ」と反対の意で使われます。「物言わぬ多数派」とも言われ、積極的に発言をすることはありませんが、実際には多数派である人々のことです。