ジンゲロール
ちょっと便利帖
ちょっと気になる言葉
ジンゲロール
「ジンゲロール」は、生のショウガに含まれる辛味成分のひとつで、ファイトケミカルの一種で、加熱や乾燥によって「ショウガオール」に変化します。
「ジンゲロール」には、次のような効能が期待されています。
「ジンゲロール」は、血管を拡張させて血のめぐりを抑止、体の深部の熱を手足などの末端に広げる効果があります。
つまり、手足を素早く温めてくれますが、深部は熱が奪われるため、体温はやや下がります。
また、100度以上の「高温加熱」をすると、「ショウガオール」は働きを失うため、加熱の際には温度に注意しましょう。
「ジンゲロール」には、次のような効能が期待されています。
- 血流を促進する作用により、冷えを改善する効果や、免疫力を向上させる効果
- 解熱効果があり身体の深部を冷やす効能があるため、風邪予防にもなる
- 抗炎症効果があり、リウマチ、神経痛等の痛みを和らげてくれる
- 肩こり、腰痛にも効果を発揮する
つまり、手足を素早く温めてくれますが、深部は熱が奪われるため、体温はやや下がります。
また、100度以上の「高温加熱」をすると、「ショウガオール」は働きを失うため、加熱の際には温度に注意しましょう。
ファイトケミカル
「ファイトケミカル(phytochemical)」とは、植物が紫外線や昆虫など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分のことです。
「ファイトケミカル」は必須栄養素ではないものの、体にとって良い作用をするため、健康を維持するためにはぜひ摂取したい重要な成分であることが明らかになってきています。