生活不活発病

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生活不活発病

「生活不活発病」とは、動かない状態が続くことで心身の機能が低下する病気のことです。
「生活不活発病」は、一旦始まると悪循環となり進行していきます。
まず、「動かない(生活が不活発)」ことにより、「生活不活発病」が生じ、歩くことや身の回りのことなどの生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりして、「動けない」「動きにくい」状態となります。
「動けない」「動きにくい」のでますます「動かない」ようになり、「生活不活発病」がいっそう進んでいきます。
「生活不活発病」を改善するには、生活動作を不自由にしている原因のひとつである筋力低下を筋力トレーニングで改善すればよいのではなく、生活が不活発になることから起きることから、一日全体の合計の活動量を増やすことが大切です。
生活を楽しみ、社会に参加して生きがいのある充実した生活を送ることで、自然とからだや頭を使っている状態をつくることが基本となります。